あすなろ荘とは
児童擁護施設を中卒就労・高校中退等で退園したり、さまざまな事情で家庭にいられず自立しなければならない青年たちは、心身ともに未成熟なまま、大変厳しい社会の中でひとり生きていかなければなりません。家庭の後ろ盾のない青年にとって、仕事上・生活上の失敗は、たちまち失業住所不定等の生活基盤の喪失につながり、途方に暮れ、投げやりな気持ちで身を持ち崩すことが少なくありません。 自立支援ホーム「あすなろ荘」はこのような青年たちの相談にのりゆったりとした雰囲気の生活の場を提供し、自活する力と知恵を養うための適切な援助をすることを目的に設立され、運営されています。
入所対象者
- 児童擁護施設を退園した児童(15歳〜19歳 )で、就労することができ、3ヶ月〜1年程度の利用で、自立の可能性のある人
- その他に準ずる児童
- いずれの場合も、本人が明確に入所を希望していること
入所相談
- 入所の相談および児童の自立に関するさまざまな相談を、電話にて受け付けています。
- 入所を希望する場合は、お電話の上、相談者・本人ともに一度来所してください。利用契約内容などを十分に説明します。 また、本人と簡単な面接を行います。後日、入所の可否をホーム長が決定し、相談者にご連絡します。
入所までの流れ
利用料、その他
- 寮費として、月3万円納めてもらいます。寮費には朝夕の食費、水道光熱費、個室以外で使用する日用品、医薬品、新聞代等が含まれます。
- あすなろ荘を出て自立する時のために、月5万円以上、自立積立貯金をしていただきます。
あすなろ荘での取り組み
事業概要
- 運営主体者:社会福祉法人「子供の家」 理事長 江川 修己
- 根拠法令等:児童福祉法第6条の3 第33条の6 児童自立生活援助事業 (東京家庭裁判所の補導委託先)
- 所在地 :〒204-0022 東京都清瀬市松山3−12−14
- 開設年月日 :1988年3月28日
- 定員 :義務教育を修了した15歳〜20歳までの男女6名